現在新型コロナ感染拡大において最大級の拡がりが起きています。
その様な中ですが、以前から熊本県産業技術センターものづくり室の道野様にお願いしていた2つの研修を実施して頂きました。
デジタル実装支援に係るデジタルものづくり中核人材育成事業
12月11日(金) 組込みセンサー活用技術
12月25日(金) センサセットワーク用無線モジュール実習(XBee)
これまで社内において、身の丈に合ったIoTやAIを導入してきましたが、
それを社内に文化として根付かせるためには、現場社員までデジタル機材を受け入れる必要があります。
その為に、会場設営から事前準備まで感染症対策を万全に期する事で、体験セミナーを実施する事が出来ました。
今回使用したArduinoやXBeeは安価で開発に直結し、広く情報公開されているハード、ソフトウェアです。
初日にはArduinoを使用し、温度、湿度、照度、超音波距離やジャイロセンサーの実装体験を行い、
2日目にはXBeeで、それらをセンサーネットワークにより、データ収集を行いました。
発案者の技術部菰田課長含め、製造・事務職問わず社長~新人迄11名が参加し、実践しました。
これまで殆ど触れる事の無かった分野で、受講中は言われるがままにボードを組み、ソフトを使い動作確認に一喜一憂しました。
受講後に感じた事は、研修で終わらせるにはもったいない内容であり、直ぐにでも仕事に導入したいとの思いです。
生産ラインや製品化には難しいと思いますが、自工程の改善や、改善活動には容易に組み込むことができるものです。
一人でも多くの社員が、こういったデジタル技術を活用していく事が、加速化する新たなビジネスモデルで活躍する手段だと実感しました。